ナゲブログ

140字をオーバーするときに使います。定期的に更新できるかは謎です。

『凡事徹底』って何だよという話

こんにちは、ナゲです。
僕は格闘ゲームギルティギアシリーズ)を続ける上で、「凡事徹底」と「百折不撓」という四字熟語を目標に掲げています。


◆凡事徹底
www.weblio.jp

◆百折不撓
www.weblio.jp


意味としては↑の通りです。


先日、友人とお酒をグビグビ飲んでいたら、こんなことを言われました。


「お前がやってることは凡事じゃねぇだろ!」と。


「すげぇことやってるじゃん!!」という意味合いなので、言ってもらえるのはめちゃくちゃ嬉しいことなんですけど、僕にとって目標を変えてるつもりはないのですね。


そういえば動画のコメントで書かれてることもあるなーと思い出し、自分の考えを記事にしようと思った次第です。
ありがとうお酒。お酒 is GOD.



・自分の理想像
・自分が考える『凡事徹底』
・『凡事徹底』する上で意識してること


この3点について書きます。


・自分の理想像

自分が目指す理想は

"自分の手が勝手に正解の選択際を選ぶこと"

です。


"勝手に正解を選ぶ"が何かっていうと、対戦中に「この選択肢がきっと正解だ!」と思って実際に行動するまでの時間を極限まで縮め、考える前に行動すること、を指しています。
で、どうすれば短くなるかというと、とにかくずっと考え続けることだと思うんですよね。

考えぬいた先に"手が咄嗟に正解を選ぶ"があり、自分が考える前から最善手を感覚で掴めたらかっこいいなーと。

そんなことを理想としてますが、とっても難しいので、「自分が出来ることを増やして、判断するまでの時間を短くしていこう!」と日々考えています。


・自分が考える凡事徹底


まず、自分にとって"凡事"="すぐに出来ること"ではないです。


例えば今の自分が対戦中に意識していることを適当に挙げます。

◇RCの暗転中に相手の動作を確認してブリッツする。
◇確定ポイントでバーストする(且つRCされないよう相手のゲージを確認する)。
◇相手に勝つための最後の攻撃に赤RCしてバースト対策する。
◇最終ラウンド、相手のバーストゲージをためないよう一撃コンボを選択する。
◇相手の攻撃をガードしつつ、攻撃が途切れたときに投げやジャンプが出るような防御を入力する。
◇出現したアイテムが何かを判断して接近/崩し/再抽選を選択する。
◇出現しているアイテムの位置を把握してコンボ選択をする。

などなど。上記は"出来るようにしたいと思ってきたこと"で、最初はどれも出来ませんでした。


どれもこれも
「実戦で意識できない…。」
→「意識しても出来ない…。」
→「稀に出来る…。」
→「たまに出来る…!」
→「意識してたら出来る!」
→「意識してなくても出来る!!」
みたいな過程を経ています。今でもたまにミスってますけど…

自分にとっての"凡事"とは、考えるべくして考えれば、必ず定石化できる局面だったり、実戦投入できる行動を指しています。

面白くも難しいなと思うのは、強くなるために出来るようにしたいことを常に意識してなくても、勝つときは勝つし、負けるときは負けるってことです。
例えば確定バーストじゃなくてもバーストをヒットさせる場面はたくさんありますし、一撃コンボを選択せずに相手のバーストがたまってもバーストを読んで勝ったりもします。逆もあって、自分が良い選択肢だと思って行動して、その場面では正解を選べていたとしても、他の場面で負けてるから勝てずに終わりとかもあります。


それでも、出来なくてもさほど試合に影響しない選択肢に対して、活きる場面がくるかもしれない未来の試合に備えて出来るようにするを心がけています。
(「確定バースト」から具体例を1つ挙げます。☆彡の中は読み飛ばしてもよいです。)

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

スレイヤーの【近S>遠S>近S】に被弾して、足払いのダウンを嫌がってバーストをするとき、十中八九足払いが飛んでくるだろうから"足払いされる前"でも"足払いされた後"のどっちでバーストをしてもいいかなと思う。

でも、"足払いされる前"は、スレイヤー側がジャンプキャンセルやKDステをしてバーストを読む可能性がある。
"足払いされた後"にバーストをすれば、足払い分のダメージは入ってしまうものの、相手に50%無ければ確実にバーストをヒットさせられる。

なんなら"足払いされる前"にバーストをしたほうが、足払いのダメージも軽減されてるし、結果的に通ればお得かもしれない。でも相手の考えや行動によって不正解となる可能性がある。だから僕は相手がどう考えていようが関係ない"足払いされた後"にバーストをする。更に細かいことを言うなら"補正を切られないように何らかの行動を入れたり相手の行動を見ながら、足払いされた後にバースト"をする。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡


"この場面はこの行動が選べれば大体正解!"というポイントは確実に存在するので、相手の意思や行動ひとつで正解かどうかがコロコロ変わるような環境の中、"確実な選択肢"を知り自分の武器にする。

これが自分が考える『凡事徹底』ですね。


・『凡事徹底』する上で意識してること

極力試合を俯瞰で見れるようにすること、自分や相手が何をしたいか・されたくないかをバランス良く考えるようにすることもあわせて意識してます。

「俺だけ理不尽に不利な状況じゃないか?!」って気持ちになることもありますけど、これまでわりとどうにかしてきたのもありますし、落ち着いたら何か思いつくかもしれないし、フゴフゴしてたら思いつきたいことも思いつけないので、なるべく俯瞰で…。冷静じゃない僕は本当に弱い。
勝負しないほうがいいところで勝負してることもありますし、視点を変えることも大事だと思ってます。



以上、そんな感じでした!

まとめると"視野を広く保ち、自分の地盤を固めておく"ってのをプレイスタイルの根幹にしてるんだろうなと。
相手の行動はしょっちゅう変動するので、自分は変動しないように備えておく、みたいな。

なんか盛ったような気もしますが、実際にやってきたことのはずだし、続けてこそ今の自分があるとも思うので、そこまで風呂敷は広げていないはず。

ちょっと前の闘神祭で、自分が勝手に目標としてたプレイヤーの方から「対戦中に考えてきたことがかなり伝わってきて対戦して良かった」という言葉をいただいて、本当に感無量でしたね。

引き続きこんな取り組み方で遊ぼうと思います!
それでは。