ナゲブログ

140字をオーバーするときに使います。定期的に更新できるかは謎です。

僕に格闘ゲームを教えてくれた人達の話

こんにちは、ナゲです。


今回は僕が愛知でギルティギアをしていた頃(7~8年くらい前)の話です。
昔話おじさんってやつです。


僕には「格闘ゲームの師匠」と思ってる方が3人います。


当時の僕は「とにかく強いと思った行動を連発する」というプレイヤーでした。対戦では何故勝ったり負けたりするかがわからず、「格闘ゲームで勝つってどういうことだ?」と悩みながら対戦しておりました。
※大会とかで勝ちたいと思った格闘ゲームギルティギア(当時はスラッシュ終盤)が始めてでした。


そんな悩みを解決してくれた人達の話です。


・1人目の話
・2人目の話
・3人目の話
・当時の僕が考えていたこと
・今の僕が考えていること
・さいごに


今回はこんな流れです。シンプル!



■1人目:みつるさん
「格ゲーマーとの交流」を持つきっかけを与えてくれました。
当時の僕は学校の友人とその友人くらいまでしか知り合いがおらず、「ゲーセン友達」はほとんどいませんでした。
インターネットもあまり使えなかったので、大会やイベントの情報もほとんど知りませんでした。そしてお金も無かったw


地元の大会で知り合ったのがきっかけで、みつるさんが企画する小規模な対戦会やプチ遠征に乗っかって交流が増えていきました。
交流が増えたことで、対戦のモチベーションが常に高かったですし、家庭用で対戦しながらダメだったポイントを教えてもらえるようになりました。


あと「格闘ゲームの基本行動(対空や暴れはどういうものか、など)」みたいなのも教えてもらってたと思います。


………なぜ"思います"という書き方なのかは後で説明します…w



■2人目:qwer(くわぁ) さん 【旧名:ピアスのマーボー】
格闘ゲームで対戦するときの考え方」について教えてくれました。


もうちょっと書くと「この状況はこう考えるのを基本にして行動するといいよ。相手はこうしたいと思ってこういう行動をするよ」的な話に加えて、「強いプレイヤーはこういうことを考えて対戦してるから、こういう考えをすると通るんだよ」という裏技っぽい考え方も教えてくれました。

qwerさんは大きい大会へのモチベはそこまで高くなくて、難しいことはもう練習しないなーと自分から言ってて実際そうだったのですが、「今出来る選択肢の中でやりくりする」ってのも見せてもらいました。

特に"選択肢をどう使い分けるか"ってのはこの人の考えが根強いですね。
格闘ゲーム歴が長かったので、対戦では常に経験差を感じてました。



■3人目:超くん

BBCTのν使いとして知られる前に、色々教えてもらってました。
今ではアルカプ・ペルソナ・ポッ拳と色々なゲームで有名ですね。

ゲーセンで一番対戦してました。当時、本当に彼には勝てなかったです。関東に引っ越す直前くらいに、やっと良い勝負が出来るくらいでした。

実際に対戦を見ながら、一番色々アドバイスをくれたのは超くんでした。
とにかく対戦を見てもらって、ダメ出ししてくれました。

本郷亭のつまようじ入れや醤油さしで「ちびファウストの動かし方」を教わったことは忘れません。(超くんともう1人から教えてもらったのだけど。)



■当時の僕が考えていたこと

今考えても大変ありがたい環境だったのですが、当時の僕は「言われたことがすぐにできてメキメキ急成長!勝率グングンアップ!」というわけではありませんでした。

むしろ愛知に居た頃はほとんどできませんでした。もっと言うと、教えてもらったことの半分以上が「なるほど、わからん」でした。

最初のほうに
"「格闘ゲームの基本行動(対空や暴れはどういうものか、など)」みたいなのも教えてもらってたと思います。"
と書いたのは、当時の僕が言われたことをほとんど理解できてなかったからです。
また、理解できたと思っていても、実戦で活かせることは限られていました。


よく「自分から負けにいっている」という指摘を受け、動きを矯正したいと思って意識してましたが、本当にうまくいきませんでした。
「状況が有利なとき、不利なときで動き方を変えよう」てのを課題にしてて、ずーっとそれを考えながら野試合を繰り返していました。
褒められた記憶よりも、ダメ出しされてたことのほうが記憶に残ってますw


「動きが変えられたかも…?」と思い始めたのは、関東に来て1~2年経ってから(1~3人目の方々と交流を持ち始めてから5年後)くらいだと思いますw

ただ、一度出来るようになってくると、言われたことを思い出して「あーこういうことか!」ってなって、自分の動きに反映できるようになりました。次に目指す行動の指針が明確になりました。


てことで、色々教えてもらったものの、それに基づいて自分が行動できるようになったのは、ずいぶん先の話でした。


■今の僕が考えていること
人から助言を貰うことはとても大切なのですが、助言を貰いすぎると結構大変かなとw

当時は試合で負けるたびに色々言われても気にせずガンガン対戦してましたが、有益な情報が手に入っても、対戦で活かせずモヤモヤするってのはよくありました。

特に今は、自分が色々助言を貰ってた頃に比べて、SNSなんかでやり取りしやすいでしょうから、必要以上に情報が手に入ってしまうかもしれません。

考える指針として情報を貰うにしても、結局「考えて実践して出来るようにするかは自分次第である」ってのをなるべくブレないようにしたほうがいいのかなーと思いました。教えてくれる方が間違ってることも無くは無いですしね。



この記事は「師匠を作ろうぜ!」ってのが言いたいのではありません。


一人だけで考えるのにも限界はあります。
人から意見を聞くのは新しい視野を得るチャンスです。
わからないことを教えてくれる人がいれば、色々質問していいと思います。


ただ、その情報をどうするかは自分次第です。
実践するのも、行動を変えるのも、最終的にやるのは自分です。やれることには限りもあるはずで、自分なりに何を優先するか考えないといけないときもあると思います。
色々言われて考えすぎちゃうことで、好きなゲームが好きじゃなくなる可能性もゼロではありません。


僕は「強くなりたい!でも方法がわからん!」という考えから「どんなに辛くてもゲームが強くなれればそれでいいや!思ったこと全部言ってもらおう!」という自分なりの結論を出して、色々教わりました。そしてダメなところをいっぱい知りました。


自分のペースで楽しみながら遊ぶのが良いと思います。
ほんとに。心が折れると大変ですからね……。



■さいごに
3人だけでなく、関東に来てから色々アドバイスしてくださった方々にはずっと感謝してます。すぐに結果は出せませんでしたが、前より強くなれたと思います。
まだまだいけます。これからもよろしくお願いします。


自分の成長を喜んでくれる人がいるってのはすごくありがたいですね。それでは。







あ、あと大事なこと忘れてた!


この記事で挙げたプレイヤーの方々はスラッシュやACの途中(4~5年以上前)でギルティギアをやめちゃったんですけど、Xrdが出てからまた対戦する機会ができたんですよ!!!!
これがホントめっちゃ嬉しかったです。ギルティギア続けててよかったなぁと思うことでした。


それでは。ここまで読んでくださった方はありがとうございました!