ナゲブログ

140字をオーバーするときに使います。定期的に更新できるかは謎です。

自分が考える「リスク」と「リターン」について

こんにちは、ナゲです。

今日は「自分はリスク・リターンをこう考えてます」という話です。
これまでの記事でも何度か話題に出してた気がしますが、1つの記事にまとめておこうと思って書きました。


・自分がどう考えているか
・リスクリターンをふまえて行動している例
・リスクリターンを把握するメリット

という流れで自分なりの考えを書いています。



■自分がどう考えているか

まず、僕が考える「リスク」と「リターン」について書きます。

ダメージのやり取りによるリスク・リターンを考えることもありますが、自分の場合は特に「ダメージのやり取り以外で何が起こっているのか」を考えることが多いです。

例えば
・画面端を背負う
・自分のテンションゲージを空にする
・相手のゲージを溜める
・相手の攻めが継続する特定の技をガードする
など、「相手の攻めを捌ききれなくなる・自分の状況が悪くなること」は「リスク」と考えています。


リターンに繋がる行動は逆です。
・画面端を背負わせる
・相手のテンションゲージを空にする
・自分のゲージを溜める
・自分の攻めが継続する特定の技をガードさせる
など。
例えばファウストなら「安全な状況でアイテムを出せる」とかもリターンになりえます。

パッと思い浮かんだものを並べてますが、上記のようにダメージのやり取りの前段になるような部分も意識しています。


■リスクリターンをふまえて行動する例

例えばソル戦。僕はファウストの2Pを使い、ダッシュするソルを止めようとすることがあります。

すごくざっくり書くと、
成功したら相手のダッシュをとめることができて、
読まれたら6Pなどに負けてしまいます。

6Pがカウンターヒットすると大ダメージに繋がることが多いため、直接のダメージのやり取りだけを見ると、あまり見合ってないように思えます。
実際、2Pをするときは出しどころを考えます。

ただ、ファウストの2Pがヒットする(もしくはガードさせる)と、大抵「2P>2HS>アイテムを投げる」のような行動をワンセットにできます。相手がアイテムを投げるのを止めようとすると、レレレや槍点なども警戒する必要がでてきます。

ダメージのやり取りだけでみると、2Pのリターンは低いですが、
・ソルが攻めようとしたポイントを、立ち回り勝負(ファウストの牽制や対空が活きやすい勝負)に変えられる。
ダッシュ以外の選択肢を意識させることで、相手のダッシュを抑制できる。
といったリターンがあります。

実際には他の選択肢もあるので、より多くの行動を意識させた上で、2Pする・しないを選んでいたりします。


■リスクリターンを把握するメリット

「試合全体の流れを把握しやすくなること」が最大のメリットだと思っています。

自分が対戦をしてて、気づくのに時間がかかるのは「直接のダメージのやり取りが無い箇所の反省点を探すこと」です。

例えば「アイテムを出すために自分は下がっており、相手のダッシュを通すリスク・画面端まで押されるリスクを背負っていた。結果的に画面端に押し込まれて辛い勝負をしていた。」と自覚ができなかったときは、負けてる理由をなかなか見つけられませんでした。(※)
負けた理由がわかるようになった後は、リスクを回避するために「牽制を出して下がらないようにする」「自分から前に出る」といった選択肢も意識できるようになりました。

あとは隙消しや攻め継続なんかでテンションゲージを使う行動なんかもリスクとして自覚しにくいかなと。
「ゲージを使いすぎる」→「相手に切り返される」→「ゲージが無くて切り返せない」という流れになっていることがわかりませんでした。

自分がとった各行動には、どんなリスクリターンがあるかを考えて、他により良い選択肢が無いか、リスクをカバーするために対とする選択肢は何があるか、なんかを出来る限り考えるようにしてます。

※…関連記事
nage.hatenablog.com



てことで以上です。
「自分なりの"ぶっぱ"の考え方」とか「ドット戦や大幅な体力差がついた試合のときに何を考えているか」とかも関連して書こうと思ったのですが、そのあたりはまた別の機会に…w

それでは。